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NexTech Week2024【春】中国で利用できる生成AIシステムを出展

YAMAGATA株式会社の中国法人「紹興山形科技有限公司」は2024年522日(水)から524日(金)まで東京ビックサイトで開催される「NexTech Week2024【春】」に出展いたします。会場では、中国市場で活動する日系企業のために特別に設計された日本語対応の生成AIシステムなど様々なサービスなどをご紹介いたします。
是非、ご登録のうえご参加くださいますよう、心よりお待ちしております。

中国における生成AI:YAMAGATAの挑戦

中国の生成AI事情

中国では、Google、Facebook、YouTube、LINEなど、私たちが日常的に利用している多くのプラットフォームがアクセス不可能です。これは、中国政府が「グレートファイアウォール」と称する厳格なインターネットフィルタリングシステムによって、情報の流入と流出を厳しく管理しているためです。この政策は国内の社会安定や文化の保護を目的としていますが、海外ビジネスとの連携には障壁となることもあります。そのため中国国内でのインターネット利用はWeChat(微信)、Baidu(百度)、Weibo(微博)など、地元のサービスが主流を占めています。生成AIも例外ではなく、ChatGPTなどの生成AIサービスにも接続することはできません。

しかし、中国における生成AIの発展は目覚ましいものがあり、多くの企業が大規模言語モデル(LLM)をリリースし、サービスを開始しています。最近発表されたSenceTimeのLLM「SenseNova 5.0」は、その性能がGPT-4に迫るものとして注目されています。ただ、多くのLLMがChatGPTやClaude3などのように日本語に対応しておらず、中国に進出している日系企業は、中国の生成AIを中国語でしか利用できない状況です。

中国の進化するAI事情:Baiduの生成AI「文心一言」を使ってみた

YAMAGATA AIシステム

現在中国で公開されている多くのLLMは中国語で学習されており、質問やAIからの回答は中国語および英語*で対応可能ですが、日本語で利用できる品質レベルには達していません。
*英語の品質はLLMによって異なります。

この言語の障壁を解消するため、中国に進出する弊社は、中国国内のインターネット環境で使用可能な、日本語対応生成AIプラットフォーム「YAMAGATA AIシステム」を開発しました。これにより、中国市場で活動する日系企業が、中国国内でのビジネスコミュニケーションとオペレーションをスムーズに行えるようになります。

 

開発中の画面です。

 

オンプレミス/クラウド対応
オンプレミスまたはクラウド、どちらの環境でも利用可能な環境を提供

RAG技術による社内ナレッジ活用
社内のナレッジベースを活用し、質問に対してより正確で詳細な回答が可能。

NGワード登録と利用ログ取得
運用の安全性と透明性を強化。リスク管理と信頼性の高いシステム環境。

カスタマイズ可能なLLM
中国の様々な大規模言語モデル(LLM)が利用可能。中国の「文心一言」(Baidu)や「通义千问」(Alibaba)など複数のLLMから選択可能。

多言語対応(日本語・英語)
多言語の入出力に対応。日本語のプロンプトで中国の生成AIシステムを利用。

業務に合わせたプロンプト設定
業務ごとによく使うプロンプトをあらかじめ設定可能。効率的な操作を支援。

企業ニーズに合わせたカスタマイズ
文化観光、医療、カスタマーサービス、製造など、様々な業界のニーズに応じたシステムカスタマイズを実現。

WeChatのアプリに搭載可能
WeChatのミニプログラムに生成AIを接続し、アプリとして利用可能。中国で最も普及しているプラットフォームを通じてAIサービスを展開。

 

WeChatを使ったインバウンド施策

WeChatの概要

WeChat(微信)は、中国のテンセント社が運営する無料のメッセンジングアプリです。2011年にリリースされて以来、中国国内で圧倒的な人気を誇り、現在では12億人以上の月間アクティブユーザーを抱えています。
単なるチャットアプリに留まらず、WeChatは決済機能、電子マネー、公共料金の支払い、電子商取引など、生活に密着したサービスを数多く提供しています。中国国内では、オールインワンのスーパーアプリとして不可欠な存在となっています。

ミニプログラムとは?

WeChatのミニプログラムは、WeChat内に小さなアプリを構築できる仕組みです。開発者は独自のミニプログラムを作ることで、WeChatユーザーに様々なサービスを提供できます。
WeChatを利用できる環境であれば、ミニプログラム内のアプリをQRコードやアプリ検索から簡単に起動できます。また、気に入ったアプリを友人にメッセージで共有することも可能です。
そのため、旅前、旅中で必要なアプリをダウンロードする手間も必要ありません。

ミニプログラムの長所は以下の通りです。
・アプリをダウンロードする必要がない
・データ通信量が少ない
・WeChatアカウントで簡単にログインできる
・WeChatの様々な機能と連携が可能
・WeChatPayと連携していれば、ミニプログラム内で決済が可能

ゲーム、ニュース、フード配送、医療、金融、公共サービスなど、さまざまな分野で多くのミニプログラムが誕生しています。

特に特徴的なのは、ミニプログラムのQRコードが円形であることです。この形状は中国以外の方にはあまり馴染みがないかもしれません。しかし、この円形のQRコードを見た中国の方々は、それが自国のプラットフォームで提供されているサービスであるとすぐに認識することができます。そのため、通常の四角いQRコードよりもスキャンする確率が高くなります。このことから、WeChatミニプログラムは、特に中国人訪日観光客にとって、最も手に取りやすいサービスの一つと言えるでしょう。

観光案内用WeChat公式サイト

岐阜県で導入されているWeChatのミニプログラム(弊社開発)

 

YAMAGATA株式会社(中国法人:紹興山形科技有限公司)出展内容

中国進出の日系企業/訪日インバウンドのビジネスサポート
・複数の中国生成AIを利用できる生成AIシステム
・WeChatを使ったビジネス支援アプリの開発

・資料翻訳/機械翻訳の導入
・訪日中国人向けAIチャットボット(岐阜県で導入済)
・開発/導入/サポート(BIツール/ブロックチェーン/AI/VR)
・トレンドリサーチ/コンサルティング
※出展内容は予告なく変更する場合があります。

紹興山形科技有限公司
https://yamagata-ai.com/jp/

NexTech Week 2024春 開催概要

開催展名:Nextech Week 2024 ~ 第8回 AI・人工知能 EXPO [春] ~
会期:2024年 5月22日(水)~5月24日(金)
開催:東京ビッグサイト(西展示棟)
小間番号:1-50(第8回 AI・人工知能 EXPO [春]  中国浙江省パビリオン内)
会場案内図  MAP

弊社紹介ページ:YAMAGATA出展詳細
公式Webサイト:NexTech2024

来場ご登録

来場には事前にご登録が必要となります。
https://www.nextech-week.jp/spring/ja-jp/register.html?code=1046523657575436-V55

来場登録から受付への流れはこちらの動画でもご覧いただけます(約1分)

 

関連サイト

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