
こんな『ムダ』な作業、あなたの現場でも起きていませんか?
「安全上のご注意」など、毎回同じことのコピペ作業をなくしたい。
担当者によって表記がバラバラで、細かい体裁チェックに疲れた。
日本語版のたった1行の修正が、全言語分の翻訳とDTP作業に発展してしまう。
CMSが、その「ムダ」をどう解決するのか具体的に解説します。
マニュアル制作の課題を解決するCMSの基本的な仕組みについては、別のコラム「マニュアル制作の"あるある"課題と解決の第一歩「CMSの基本」」で解説しています。
(もし「CMSとは何か?」という基本から確認したい方は、そちらのコラムをご覧ください。)
→マニュアル制作の"あるある"課題と解決の第一歩「CMSの基本」
「仕組みは分かったけど、それで具体的に私の仕事はどう楽になるの?」
そう思われた方も多いでしょう。本コラムでは、CMSを導入することで、日々の業務は具体的にどう変わり、どのようなメリットが生まれるのか、「良いこと」に焦点を当ててご紹介します。
「安全上のご注意」を改訂するために、関連する複数のWordファイルやDTPデータを開き、一つひとつコピペする…。そんな作業に、多くの時間を奪われていませんか?
CMSでは、「安全上のご注意」はたった一つの「部品」として管理されています。あなたが行う作業は、その大元の部品を1回修正するだけで済みます。
修正は関連するすべてのマニュアルに自動で反映され、これまで修正と確認に費やしていた膨大な時間をCMSがゼロに近づけます。

担当者によって「PC」と「パソコン」の表記が揺れていたり、インデントの幅が微妙に違ったり…。そんな属人化による品質のバラつきに、頭を悩ませていませんか?
CMSでは、あらかじめ登録した「用語集」や「デザインテンプレート」がシステム側で適用されます。
誰が作成しても、統一された高品質なマニュアルが安定して生み出され、あなたは細かい体裁のチェック作業から解放されます。
日本語版のたった一行の修正が、全言語分の翻訳とDTP(レイアウト調整)という、時間と手間のかかる作業に発展していませんか?
CMSは、翻訳プロセス全体を改革します。
差分検出による、翻訳対象の最小化:
厳密なバージョン管理があるからこそ、「差分検出」を行うことができます。これにより、改訂時に「どこが、どのように変わったのか」を部品単位で正確に特定し、その変更が加えられた部品だけを翻訳対象として自動で抽出します。もう、「どこを変えたか」をファイルを並べて手作業で探す必要はありません。
レイアウト調整の自動化:
各言語用のテンプレートが自動適用されるため、文字数が増えてもレイアウトは調整されます。これまで多くの時間を要していた作業が大幅に短縮され、煩雑な翻訳管理業務の負担も軽減されます。
例えば新製品に合わせて、もっとユーザー視点で目次構成を見直したり、文章だけで伝わりにくい部分に分かりやすい図版や動画を追加する、そんな改善を試みたいと考えていませんか?
CMSが生み出した「時間」によって、あなたは「修正対応」の業務から解放されます。
その時間で、製品の顧客満足度を高め、サポートコストを削減するための「情報設計」や「コンテンツの品質改善」といった、より付加価値の高い業務に集中できるようになります。
「法規制が変更されたが、膨大な過去マニュアルのどこまで修正すべきか、正確に把握できない…」
「設計部門からの急な仕様変更に追われ、他機種への反映漏れが起きてしまった…」
そんな「情報の正確性」に関するリスク管理に、限界を感じていませんか?
CMSの厳格なバージョン管理とトレーサビリティ(追跡可能性)は、ドキュメント部門の業務を「文書作成」から「情報を組織的に管理する仕組み」へと進化させます。
「どの情報が」「どの製品の」「どの版数で」使われているかをシステムで完全に把握することで、法規対応や設計変更にも漏れなく、迅速かつ正確に対応できます。これは、製品の安全性を守る「砦」としての重要な役割です。
CMS導入によるメリットを知ることで、業務効率化への期待が高まったのではないでしょうか。
しかし、実際の導入にあたっては乗り越えるべき課題も存在します。「過去のDTPデータはどうするの?」「Wordでの作業とどう違うの?」といった不安は多くの企業が抱える共通の疑問です。
当社では、これらの課題を解決するための様々なアプローチをご提案しています。また、私たちが推奨する「SCHEMA ST4」は、こうした「変化」をスムーズに進めるための機能が充実しています。
CMSの導入について、より詳しい情報やご相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。